イッヒ・リーベ
ほぼ一週間のごぶさた。
で、いきなり本日はリヒテンシュタイン展に行って来ます。
昨日から降り続いた雨もどうやら上がりそう。
同行者はかねてからの約束、久しぶりのユリコさん。
合言葉は
イッヒ・リーベ・リッヒ テンシュタイン。。。
記事は夜。
まずその前に散歩と掃除。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
行きました、 リヒテンシュタイン展。
国立新美術館
確かに一見の価値あり、華麗なる公爵家の秘宝。
もともと当家はハプスブルグの重臣。
1608年にハプスから世襲制の「候」位を授与され近隣の領土を買い取ったのち
1719年に神聖ローマ帝国より尊属ではあるが国として認められる。
それがリヒテンシュタイン公国(候国)。
リヒテンシュタイン候の宝冠と装身具
なにしろ家訓が
・芸術の目利きをできるようになれ
・そして良い美術品をたくさん収集せよ
それがこの国の繁栄の証であり文化であるというんだからすごい。
しかも戦火をくぐりぬけて守って来たお宝たち。
ウィーンにある夏の離宮では一般公開(予約制)されているけど
もちろん日本での公開は今回初です。
ちょっと紹介すると
ポスターやら入場券に載っているルーベンスの長女、
なんて利発そうなお顔、クララちゃん。
思ったよりうんと小さな絵。
残念ながらこのお嬢ちゃんは(絵は5歳)7年後には早くも夭折。
大人になったらさぞかし美人になったでしょうに、惜しい。
(絵はいいけど額が気にいらんというのが私とユリコさんの共通意見)
買ってきた絵はがきいろいろ
これってどうやったら描けるの?という思いと共に
すばらしい絵はほんとに語ります。
真ん中の侯爵家の赤ちゃん(2歳)ほんとに寝息が聞こえそう。
それに、ついセリフをつけたくなる絵。
左の絵、「復習の誓い」
・・・お嬢様、あの女が問題の娘でございますよ、
わかったわ、私の大事な男を寝取った娘ね、絶対許さない!
右、 「徴税吏たち」
・・・おっちゃん、ほんまにあんたがめついなぁ、しっかりしとるわ。
まぁこの世はゼニやゼニ!
ほれ、勘定間違わんでや、
この際なんぼでもええからまけたってぇや!
↑ この絵はいくつかバージョンが出来そう。
注:あくまでも妄想です、念のため。
それにつけてもユリコさんとコソコソ話す内容といったら
この絵はうちに飾ってもいいかも、、、トイレなら。
素晴らしい細工の銀製品の前では、これは要らない、磨くの大変だし。
そうね~、細かい溝に埃がたまるからね~。
退場~~っ!
や~、堪能しました。
美しいものを眺められるだけでなく、
これでもかというバロックの賑々しい装飾のテーブルで何を食べるんだろうと想像したり
凝った小引き出しがたくさんの小物箪笥に入れるものは何だろうと思ったり、
伯爵家の歴史を感じる美術品の数々を見てすっかりお腹がすいた私たち。
長くなったので、本日ランチ編をもう一つ次へ。
で、いきなり本日はリヒテンシュタイン展に行って来ます。
昨日から降り続いた雨もどうやら上がりそう。
同行者はかねてからの約束、久しぶりのユリコさん。
合言葉は
イッヒ・リーベ・リッヒ テンシュタイン。。。
記事は夜。
まずその前に散歩と掃除。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
行きました、 リヒテンシュタイン展。
国立新美術館
確かに一見の価値あり、華麗なる公爵家の秘宝。
もともと当家はハプスブルグの重臣。
1608年にハプスから世襲制の「候」位を授与され近隣の領土を買い取ったのち
1719年に神聖ローマ帝国より尊属ではあるが国として認められる。
それがリヒテンシュタイン公国(候国)。
リヒテンシュタイン候の宝冠と装身具
なにしろ家訓が
・芸術の目利きをできるようになれ
・そして良い美術品をたくさん収集せよ
それがこの国の繁栄の証であり文化であるというんだからすごい。
しかも戦火をくぐりぬけて守って来たお宝たち。
ウィーンにある夏の離宮では一般公開(予約制)されているけど
もちろん日本での公開は今回初です。
ちょっと紹介すると
ポスターやら入場券に載っているルーベンスの長女、
なんて利発そうなお顔、クララちゃん。
思ったよりうんと小さな絵。
残念ながらこのお嬢ちゃんは(絵は5歳)7年後には早くも夭折。
大人になったらさぞかし美人になったでしょうに、惜しい。
(絵はいいけど額が気にいらんというのが私とユリコさんの共通意見)
買ってきた絵はがきいろいろ
これってどうやったら描けるの?という思いと共に
すばらしい絵はほんとに語ります。
真ん中の侯爵家の赤ちゃん(2歳)ほんとに寝息が聞こえそう。
それに、ついセリフをつけたくなる絵。
左の絵、「復習の誓い」
・・・お嬢様、あの女が問題の娘でございますよ、
わかったわ、私の大事な男を寝取った娘ね、絶対許さない!
右、 「徴税吏たち」
・・・おっちゃん、ほんまにあんたがめついなぁ、しっかりしとるわ。
まぁこの世はゼニやゼニ!
ほれ、勘定間違わんでや、
この際なんぼでもええからまけたってぇや!
↑ この絵はいくつかバージョンが出来そう。
注:あくまでも妄想です、念のため。
それにつけてもユリコさんとコソコソ話す内容といったら
この絵はうちに飾ってもいいかも、、、トイレなら。
素晴らしい細工の銀製品の前では、これは要らない、磨くの大変だし。
そうね~、細かい溝に埃がたまるからね~。
退場~~っ!
や~、堪能しました。
美しいものを眺められるだけでなく、
これでもかというバロックの賑々しい装飾のテーブルで何を食べるんだろうと想像したり
凝った小引き出しがたくさんの小物箪笥に入れるものは何だろうと思ったり、
伯爵家の歴史を感じる美術品の数々を見てすっかりお腹がすいた私たち。
長くなったので、本日ランチ編をもう一つ次へ。
by kawaii47
| 2012-11-12 07:58
| お出かけ
|
Comments(5)
Commented
by
もなか
at 2012-11-12 10:28
x
おや?ニアミスか?
私のざっぱな記事と違って詳細なリポート頼むね♪
私のざっぱな記事と違って詳細なリポート頼むね♪
Commented
by
kawaii47 at 2012-11-12 22:48
もなかさま、
詳細というより、しょ~もないことばっかり書いてたら
長すぎた。
私もびっくりしたよ、ありゃ先越された!って。
それにしてもリヒ家のオカネモチぶりにも驚いたわ。
よほどハプスのために働いたのか、ハンパなく貢いだのか、
寵臣ぶりが認められて国になったのかしらね。
でも戦時中、美術品を守り抜いたのはえらい。
私がウィーンに行った9年前にはまだこれらは一般公開されて
なかったんだよ。今回見れて良かった。
詳細というより、しょ~もないことばっかり書いてたら
長すぎた。
私もびっくりしたよ、ありゃ先越された!って。
それにしてもリヒ家のオカネモチぶりにも驚いたわ。
よほどハプスのために働いたのか、ハンパなく貢いだのか、
寵臣ぶりが認められて国になったのかしらね。
でも戦時中、美術品を守り抜いたのはえらい。
私がウィーンに行った9年前にはまだこれらは一般公開されて
なかったんだよ。今回見れて良かった。
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by
もなか
at 2012-11-13 09:22
x
絵画展は、来ている人達の感想も盗み聞きするよ。
今回も二人組の婦人が「あらー、生首だって怖いわねぇ」
「この人残酷な人なのねー」とか
ココロの中でギリシャ神話ですから、奥さん、とツッコミ入れながら
回るのはダークだ楽しみであります。
今回も二人組の婦人が「あらー、生首だって怖いわねぇ」
「この人残酷な人なのねー」とか
ココロの中でギリシャ神話ですから、奥さん、とツッコミ入れながら
回るのはダークだ楽しみであります。
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by
もなか
at 2012-11-13 09:23
x
訂正
ダークだ→ダークな ごめん
ダークだ→ダークな ごめん
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by
ジー母
at 2012-11-13 15:49
x
もなかさま、
ハハ、たしかに面白い人間ウォッチング。
やるねぇ、キミも。
コテコテバロックの金きら家具やぜんまい仕掛けの酒器とか
お呼ばれしたおうちにあったらひゃ~って思うけど
実際家にあったらほんとにお掃除大変よね。
庶民でよかった。生首の絵もリアルだったけど、まぁ絵だからね。
ハハ、たしかに面白い人間ウォッチング。
やるねぇ、キミも。
コテコテバロックの金きら家具やぜんまい仕掛けの酒器とか
お呼ばれしたおうちにあったらひゃ~って思うけど
実際家にあったらほんとにお掃除大変よね。
庶民でよかった。生首の絵もリアルだったけど、まぁ絵だからね。