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日比谷でハシゴ

ハシゴといっても酒を飲み歩いていたわけではない、
午前中にシャンテで映画、
午後は日生劇場でミュージカルという、
豪華二本立て遊び人パワー炸裂!の一日。
もちろんジーナ散歩は2回ちゃんと行きました。   …疲れた

その1: 映画 ヴィクトリア女王 世紀の愛

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結婚式シーン
パンフから


原題は ヤング ヴィクトリア
少女のヴィクトリアが女王になり最愛の夫アルバート公を得るまでの
紆余曲折というか、裏話としてのドラマ、面白かったです。
エリザベス一世は「私はイギリスと結婚します」と言って生涯独身だったが
ヴィクトリア女王は生身の愛する夫を得ながら19世紀最強の大英帝国を
作り上げた、すばらしい。
女の一生モノは興味津々です。。。

その2: ミュージカル キャバレー   

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1929年、ベルリン。
ナチの台頭が始まろうとしている頃の出会い・恋とそれぞれの別れ。
キャバレー キット・カット・クラブ の歌姫、主人公サリーは藤原紀香さん。

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これ
チョコレートの
キット・カット

まったく
関係ありません
・・・

  
正直言って3時間は疲れた。(途中休憩20分)
「シカゴ」とならぶブロードウェイミュージカルの傑作であるはずなのに!
すごく楽しみだったのに!!

なぜか?
退廃と享楽の象徴がキャバレーだとしても、
ショーというよりエロチックさがちょっと過剰?
まるで娼婦の館にしか見えなかった。
お笑い下ネタは好きでもあまりえげつないのは私の趣味じゃない。

最悪なのはラストで何でクリフ(サリーの恋人)が死ななきゃならないのか。
(これは今回の演出によるものらしい)
キャバレーという虚構の世界で生きていこうとするサリー、
現実にもどって郷里に帰ったはずのクリフの戦死。
下宿屋のおばさんと果物商の、ユダヤ人ゆえ失意に終った老いらくの恋。
この物語に夢や愛や救いはないのか?
「人生こそキャバレー♪」と歌いながら
そこまで世の中の不条理を突きつけられると痛すぎる・・

紀香さんは思ったより歌は良かったけど、
あんなにキャピキャピしないでもっとしたたかなサリーを演じて欲しかった。
それにどうしてもすばらしい足に見とれてしまって、
かえって女優としては美し過ぎる肢体が損してるかなぁ、なんて。。。
諸星くんはローラースケートのダンスでファンサービスもあって
いやぁ、オトナになりましたなぁ、
パラダイス銀河からおばちゃん一体いくつトシとってしまった事か。

以上、あーだこーだとわかったふりしてうるさい事言ってすみません。
これも芝居が好きだからこそ。
やー、ナマ舞台はほんとに面白い。

やめられまへんな。。。
by kawaii47 | 2010-01-28 21:37 | 映画・観劇・コンサート | Comments(4)
Commented by aichanmama at 2010-01-29 11:20
「キャバレー」観て来たのね!
私と感想が似ている!
すごく楽しみだったのに、なんだか全体に薄汚れて見えたのは演出のせい?
確かにキャバレーというより娼婦館の物語のようだった!
バックダンサーのおかま君達も諸星君のピエロもなんだか薄汚れて見えたし・・・なんで突然、ローラースケートなのか・・・単なるサービスだとしてもいらない気がしました。
観終わってがっかりだったのは私だけではなかったのでは?と思い安心しました。
劇に思想もないし、夢もなかった。
ただ紀香ちゃんの可愛さだけを強調してのキャバレーだと思いました。
そして、ジーナ母さんと観た、松たか子の「ジェーン・エア」を思い出し、
演劇やミュージカルにはあの時のような感動とか夢を与えて欲しいと思いました。
安っぽいキャバレーはいりません!と思いましたが、これって過激?
そう歌劇でした。
Commented by ジー母 at 2010-01-29 13:35 x
ママさま、何でもまぁ人の好みだけど昨日のは私もいまいち・・
諸星くんは昔ジャニーズの光GENJIでローラースケート履いて
バック転とかしてたじゃないですか、もう20年も前だけど。
それできっと滑ってみせてくれたんでしょうね。
時代背景のせいか、お話が暗い。
ダンスもちっともいいと思わなかった。(満席だったけど)
昔のライザ・ミネリのキャバレーってどんなだったかなぁと思って
しつこい私はDVDを借りてきて復習するつもりです。

Commented by M子 at 2010-01-29 21:42 x
H君と婚約中初めて観た映画が”キャバレー”でした。
何十年前?
私はライザ・ミネリの歌と踊りのうまさにびっくりしてなかなか面白いと思ったのですが、H君は「つまらなかった・・・」
ライザ・ミネリのあの顔、強烈でした。
MONEY♪MONEY♪も耳に残っています。
Commented by ジー母 at 2010-01-30 15:38 x
M子さま、
へ~、そうだったんですか?
ライザ・ミネリはアル中になったり、うんと太っちゃったり、声が出なく
なったりとさんざんでしたが、H&M夫妻はつつがなくキャバレーから
アバターまで、おめでとう!(?)
しかも今、H&Mって人気のブランドじゃない?めでたし、めでたし。
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