パクリ物語編・つづき
ジーナの
母をたずねて三千里 : 完結編
苦難の果てに、、、
やさしいおばあちゃんたちと別れて、
ジーナはまたつらく苦しい旅を続けることになった。
どうやらアルンデスカの町はアンデスの山々を越えた麓の町、
ここからは海を越えて行かなければならないことがわかった。
だがジーナは海で泳いだことがない。
それに船酔いしそうなのでとても船の旅は無理だと思った。
そこで空港へ行ってみると、
ちょうどこれからアンデス行きの飛行機に乗ろうとしている盲導犬、
知り合いのリン子さんがいて、わけを話すとたいそうジーナを気の毒がってくれた。
いいわ、
本当はあなたのような経験のないトウシロは無理なんだけど、
私の弟子ということにして、一緒に連れて行ってあげましょう。
わたしについておいで (きっぱり!)
ありがとう、リン子さん。
懐の広いリン子さんのおかげでジーナはうまく飛行機に乗り込むことができた。
やったー、やればできるものなのね。
チャレンジ、チャレンジ!
さあ、アンデスへひとっ飛び!!
ワンだふるフジヤマ
マイレージも
よろしく
アルンデスカを目指しておかあさんを探しながら町を歩いているジーナに、
異国の人々はみな親切だった。
クマさん一家もジーナを助けてくれた。
旅の空では人のなさけが身に沁みる…
遠慮は
いらない
さあ、どうぞ
見知らぬ人々の暖かさや励ましで、こんな雪にも耐えることができた。
とにかく、おかあさんを探さなくては!
寒さなんてへっちゃら
ある時ついにジーナはおかあさんにそっくりな人(犬)を見つけた!
喜んで駆け寄って行くと、
それはおかあさんではなかった。
ガッカリ…
あんた、誰?
無言
…
それからとうとう、二年の月日が過ぎた。
まだほんの子供だったジーナは世間の荒波にもまれて、
りっぱな成人犬になって家に戻ってきた。
残念なことに、おかあさんに会うことは出来なかった。
なぜなら、
おかあさんは
とっくにうちに帰っていたから!
ただいまお父さん、私、疲れた…
ジーナ、よくがんばったね。
実はおかあさんは家に帰ってきたんだが
病気になっているからおまえを迎えに行けなかったのだ、
辛い思いをさせたね、許しておくれ。
えっ、おとうさん、 そ、そんな!
かわいい子には旅をさせろと昔から言うだろう?
おとうさんは泣く泣くおまえの帰りを待っていたんだよ。
それで、おかあさんはどこなの?
おか~さ~ん!
ジーナ、りっぱになったね。
おかあさんもうれしいよ。
おかあさんを探す旅は終わった。
だが、ジーナ自身の旅はこれからだ。
この世のきびしさ、人の心の暖かさを肌で感じたジーナは、
これからもっと強く、たくましく成長するに違いない…
成長しすぎた
ジーナ
おかあさん、ずいぶん小さくなったのね。
病気でちぢんじゃったの?
疲れた時は寝るのが一番よ、、、
おわり
注:この物語は「クオレ」のマルコ(母をたずねて三千里)をもとにしましたが、
原作とはまるでかけ離れたお話となっております、あしからず。
母をたずねて三千里 : 完結編
苦難の果てに、、、
やさしいおばあちゃんたちと別れて、
ジーナはまたつらく苦しい旅を続けることになった。
どうやらアルンデスカの町はアンデスの山々を越えた麓の町、
ここからは海を越えて行かなければならないことがわかった。
だがジーナは海で泳いだことがない。
それに船酔いしそうなのでとても船の旅は無理だと思った。
そこで空港へ行ってみると、
ちょうどこれからアンデス行きの飛行機に乗ろうとしている盲導犬、
知り合いのリン子さんがいて、わけを話すとたいそうジーナを気の毒がってくれた。
いいわ、
本当はあなたのような経験のないトウシロは無理なんだけど、
私の弟子ということにして、一緒に連れて行ってあげましょう。
わたしについておいで (きっぱり!)
ありがとう、リン子さん。
懐の広いリン子さんのおかげでジーナはうまく飛行機に乗り込むことができた。
やったー、やればできるものなのね。
チャレンジ、チャレンジ!
さあ、アンデスへひとっ飛び!!
ワンだふるフジヤマ
マイレージも
よろしく
アルンデスカを目指しておかあさんを探しながら町を歩いているジーナに、
異国の人々はみな親切だった。
クマさん一家もジーナを助けてくれた。
旅の空では人のなさけが身に沁みる…
遠慮は
いらない
さあ、どうぞ
見知らぬ人々の暖かさや励ましで、こんな雪にも耐えることができた。
とにかく、おかあさんを探さなくては!
寒さなんてへっちゃら
ある時ついにジーナはおかあさんにそっくりな人(犬)を見つけた!
喜んで駆け寄って行くと、
それはおかあさんではなかった。
ガッカリ…
あんた、誰?
無言
…
それからとうとう、二年の月日が過ぎた。
まだほんの子供だったジーナは世間の荒波にもまれて、
りっぱな成人犬になって家に戻ってきた。
残念なことに、おかあさんに会うことは出来なかった。
なぜなら、
おかあさんは
とっくにうちに帰っていたから!
ただいまお父さん、私、疲れた…
ジーナ、よくがんばったね。
実はおかあさんは家に帰ってきたんだが
病気になっているからおまえを迎えに行けなかったのだ、
辛い思いをさせたね、許しておくれ。
えっ、おとうさん、 そ、そんな!
かわいい子には旅をさせろと昔から言うだろう?
おとうさんは泣く泣くおまえの帰りを待っていたんだよ。
それで、おかあさんはどこなの?
おか~さ~ん!
ジーナ、りっぱになったね。
おかあさんもうれしいよ。
おかあさんを探す旅は終わった。
だが、ジーナ自身の旅はこれからだ。
この世のきびしさ、人の心の暖かさを肌で感じたジーナは、
これからもっと強く、たくましく成長するに違いない…
成長しすぎた
ジーナ
おかあさん、ずいぶん小さくなったのね。
病気でちぢんじゃったの?
疲れた時は寝るのが一番よ、、、
おわり
注:この物語は「クオレ」のマルコ(母をたずねて三千里)をもとにしましたが、
原作とはまるでかけ離れたお話となっております、あしからず。
by kawaii47
| 2009-07-30 23:18
| たわごと(つくりもの)
|
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